火災発生!
小学校や中学校でよく見る光景。
火災の時にハンカチやタオルで鼻や口を覆うのは、現代では当たり前の光景になっていますよね!
そんな中、火災の時ハンカチやタオルは濡らしたほうがいい!
こんな声を聞いた事、ありませんか?
私は小学校の頃、よく聞きましたね。
今回はこのテーマについて詳しくみていきましょう。
火災で濡れたハンカチや濡れたタオルは効果あり?

引用元:京都市消防局
結論から言うと、火災で濡れたハンカチや濡れたタオルは、通気性が悪く息苦しさが増加します。
濡らしたとしても、通気性が悪くなり、息苦しくなるでしょう。
加えて、タオルやハンカチを濡らす間に火災が拡大する恐れがあります。
それでも
タオルやハンカチが濡れている分、火災の熱気に多少なりとも対抗できるはずです。
しかし、タオルを濡らす時間なんてないし、通気性が悪くなって息苦しくなっていては困ります。
火災時はパニック状態

いつも以上に心拍数が上がり、呼吸が乱れています。
そんな状況下で、濡れたハンカチやタオルによって息苦しくなっていては、元も子もありません。
そこで、何かいい方法はないかと調べているとこんな商品を見つけました!
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濡れた状態で保管されており、手にすっぽりハマるようになっているので、使いやすさは抜群です。
また、3年の耐用年数が切れた後は、家庭用の台拭きとしても利用できます。
では、火災の時にタオルやハンカチで鼻や口元を覆う必要性についてもう少し、深堀していきましょう。
火災の死因1位は一酸化炭素中毒や窒息

引用元:総務省消防庁
火災による死者のうち、死因が一番多いのは一酸化炭素中毒や窒息です。
全体の約4割が一酸化炭素中毒や窒息によって亡くなっていると言うのが現状です。
火災の煙は、それほど殺傷能力が高く非常に危険であることがわかります。
火災で発生した煙は上に登っていきます。
つまり、避難する(逃げる)姿勢が高ければ、煙を吸い込む可能性が高く危険であると言えます。
火災の煙からタオルやハンカチで身を守る

火災はいつどんな時に起こるかわかりません。
あなたは、火災の煙から身を守るにはどんな対応をとりますか?
義務教育の一環で、避難訓練を経験している方がほとんどだと思います。
そこで教えられるのが
火災の煙から身を守るには、鼻や口元をハンカチやタオルで覆う必要があります。
しかし、先ほどお話ししたように濡れた通常のタオルやハンカチは、通気性が悪く息苦しさを発症する原因にもなりますので注意する必要があります。
タオルやハンカチは火災の煙を完全にブッロックすることはできない

火災の煙から身を守るためにハンカチやタオルで鼻や口元を覆っても、完全にブロックすることはできません。
ブロックすることはできない!と理解して行動する場合と、
ヤバイ!煙入ってくるじゃん!
と焦ってしまうのでは、話が違います。
つまり、その中でも
ことが重要です。
最も、そもそも煙を吸わなければ問題ないのですが。
火災で発生した煙を吸い込まないためにはどんな姿勢で逃げるべきなのでしょうか。
火災の避難では逃げる姿勢が重要

引用元:京都市消防局
火災の熱気と煙は上へあがります。
したがって、地面付近の温度は低くなっているのが特徴です。
たとえば・・・
サウナを想像してみてください。
地面に近い1段目と天井に近い3段目では、物凄い温度差ですよね。
火災であっても同じで、熱や煙は上へあがっていきます。
ですので、火災の避難時、逃げる姿勢は低い姿勢が原則になります。
火災から命を守る避難〜7つの指針〜

引用元:京都市消防局
最後に、皆さんは火災から命を守る7つの指針をご存知でしょうか。
京都市消防局が発表した、火災から命を守るための指針です。
この中に、ダック・ウォーク避難と、四つ這い避難が紹介されています。

火災の熱により、立っていられない場合は、これらの方法で避難することが、生存へとつながります。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、火災避難時に使うタオルやハンカチで鼻や口元を覆う理由についてお話ししました。
今回紹介した商品のように、持っているだけで救える命があるかもしれません。
正しい使い方、知識であらゆる防災に備えましょう^^
以上、シメサバでした!